カナダといえば、カナディアンロッキーやナイアガラ滝等の大自然を思い浮かべます。また世界一住みやすいといわれる街バンクーバー。メインの旅行シーズンは夏と思われがちですが、冬はウィンタースポーツを楽しんだり、オーロラを鑑賞することができます。夏シーズンのオススメはカナディアンロッキーで美しい湖を少人数でハイキングするプラン。ランチもお弁当を持って景色のいい場所で大自然の中で楽しみます。「赤毛のアン」の舞台となったプリンスエドワード島では、かわいらしいB&Bに泊まり、物語の世界を体験します。冬はなんといってもイエローナイフやホワイトホースの極北の地でのオーロラ鑑賞。一生に一度は見たい!という人が多い大自然の神秘オーロラ。設備の整った施設でのんびりオーロラの出現を待つことができます。
広大な谷間に尖った氷の塔が立ち並び、温泉がわきでるこのあたりには、すばらしいホテルが集まっています。電車やバスなどの交通の便もよく、夏には車も通れるロッキー山脈には、国立公園や州立公園がたくさんあります。、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの国立公園はもっとも有名で、アルバータ州やブリティッシュコロンビア州にある他の国立公園とともにユネスコの世界遺産に登録されております。芸術的な景観のバンフ国立公園、ターコイズ色のレイク ルイーズ、氷原散策、スキーや犬そり、そしてマリーン湖でのクルーズやカヤックをお楽しみください。
カナダ第3の規模をもつ大都市でありながら山に囲まれ、花と緑に溢れる近代都市バンクーバーは19世紀後半からヨーロッパ人が定住し始めたという比較的新しい都市なのです。ストリートはますの目のように美しく整備されているので、迷うこともありません。キツラノと呼ばれるお洒落なエリアや、ダウンタウンのチャイナタウンなどエリア毎に雰囲気も異なり、飽きることがありません。グランビル・アイランドではビール醸造所もあり、併設されたパブで出来立てのビールを楽しむことも出来ます。
毎年たくさんの移民の受け入れを行っているトロントは、国際色がとても豊か。様々な人種や文化が入り交じる多民族多文化の都市です。街には、チャイナタウンや、コリアタウン、リトル・イタリー、グリーク(ギリシャ)・タウン、ポルトガル・ビレッジ、リトル・ポーランド、リトル・インディア等、たくさんのコミュニティーが存在し活気にあふれています。本場さながらの料理を楽しめるのも魅力のひとつです。
「プリンスエドワード島はアトランティックカナダと呼ばれる東海岸セントローレンス湾に浮かぶ島で、「世界で最も美しい島」と言われます。 海岸線に建つどこか懐かしい白い灯台。赤土の道と島を彩る鮮やかな花々、夕日に照らされたかわいくてカラフルな家々。この島には言葉で言い表すことができない絵ハガキのように美しい景色ばかり。カメラを片手に島を巡れば、あなただけのフォトスポットを発見できるかもしれません。
南米の「イグアス」、アフリカの「ビクトリア」と並び世界三大瀑布のひとつ「ナイアガラの滝」を知らない人はほとんどいないでしょう。あまりにも有名な滝過ぎて、映像で見ているから行ってまでは・・・と思ってしまっている人も少なくないのでは。でもここは訪れてみないとその迫力を感じる事が出来ません。霧の乙女号に乗ってずぶ濡れになるのを覚悟で滝に迫るのもいいし、アメリカ側の風の洞窟ツアーに参加して滝を真下から眺めたり、気球に乗って上から眺めるのも最高です!1万2000年前の氷河期に出来た自然の神秘、素晴しさに圧倒されること間違いなしです。
ノースウエスト準州の州都イエローナイフは、北緯60度以北の永久凍土の大地が広がる想像を絶する地域です。冬期はマイナス40度近くまで下がり、湖が道路にまでなってしまうほど。それでも世界的に有名なのはここがオーロラ帯の下で出現率がかなり高く、観賞には絶好の場所だからです。
カナダでオーロラ観賞といえば、イエローナイフとホワイトホース、そして、ここ、フォートマクマレーです。エドモントンより飛行機で1時間の北の大地にあります。オイルサンドと呼ばれる石油資源が発見されてから急速な発展をとげました。現在では5万人を超える町です。フォートマクマレーは、オーロラ・ベルトのちょうど真下にあたります。通常、オーロラが見られるのは冬の時期ですが、ここでは例年9月ごろから観測されています。昼はスノーモービル、犬ぞりなどを楽しみ、夜はオーロラ観測と、自然のアトラクションが充実してます。
ホワイトホースはカナダ・ユーコン準州の州都。極北の手付かずの大自然に囲まれる街です。オーロラがもっとも多く出現すると言われるオーロラベルトの真下に位置しているため、動くオーロラを見ることのできる数少ない地域でもあります。ホワイトホースでのオーロラ鑑賞の特徴といえば、ダイナミックな山並みを背景に広がり輝くオーロラです。月が出た日の夜は特に幻想的といわれています。冬場は最低気温がマイナス40℃近くまで下がりますが、防寒着レンタルも込みなので安心してオーロラ鑑賞を楽しめます!
ウイスラーというとスキーリゾートという印象しかない人も少なくないと思いますが、実は夏期も楽しめる、オールシーズンリゾートなのです。スキーシーズンは11月中旬から4月下旬まで、それ以外のシーズンはラフティングやカヌー、フィッシングなど様々なアクティビティが楽しめます。ハイキングも有名で、ウイスラー山の花の最盛期7月~8月中旬は観光客が集まり賑わいを見せます。宿泊はウイスラービレッジのアッパービレッジに建つ高級ホテル「フェアモント・シャトー・ウイスラー」です。このホテルではアロマテラピーやアーユルヴェーダなど体にうれしいトリートメントが受けられる「VIDA SPA」が人気です。
北米でただ一つの城塞都市ケベックシティ、中世の石畳の街並みは17世紀にフランスの植民地となったことから始まります。カフェや街角で聞こえてくるのはフランス語。素朴なケベック料理もフランスの田舎料理をアレンジしたものといわれています。ケベックシティはヨーロッパのような情緒漂う雰囲気にあふれています。春夏は見どころいっぱいの旧市街をじっくり散策、秋は真っ赤に染まる紅葉が美しい季節。夜のライトアップされた街並みも見逃せません。町中を歩いて観光できる気軽さも魅力です。
北米のパリとも呼ばれるモントリオールは、多くの美術館や博物館があり、年に1度は映画祭も開催される芸術・文化の町です。セントラル駅の近辺は高層ビルが立ち並ぶ近代都市。旧市街にはノートルダム大聖堂やジャック・カルティエ広場など石造りの歴史的なエリア。双方が見事に調和したモントリオールはヨーロッパを思わせます。地下鉄やバスを使って新旧両方の姿を楽しみましょう!